北海道釧路地方のローカルメディア・フィールドノート

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2018-6-23
思いと言葉08
このマチにしかない会社の社長さんやお店の店主さん、その思いと言葉をご紹介する連載。
今回は、鶴居村にある原野の中の宿「ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド」で、一つひとつ思いを込めた手作りの料理を提供する、安藤忍さんのお話しをご紹介します。
「”食”とは、思いを伝えること」北海道認定マスターガイドでプロカメラマンでもある、安藤誠さんがオーナーを務める「ヒッコリーウィンド」。
その質の高いガイドを求めて国内外から多くのリピーターが鶴居村を訪れる。
そして、誠さんのガイドと同じく信頼され宿に欠かすことのできないもの、それが安藤忍さんのスローフードだ。
「もともと結婚するまで、全く料理はしていなかったんです(笑)」。
屈託なくそう話す忍さん。誠さんと結婚して鶴居村へやってきた当時は、友人や客人など、常に誰かが家にいて賑わっていたそう。
「とにかく来たからには何か食べさせなきゃ」という思いから、手料理を振る舞うようになったと話す。
そう思うようになったきっかけは、釧路町にある助産院マタニティアイの初代院長の春日井 六実さんとの出会いが大きいそうだ。
他にも両家の母以外で忍さんが「こう在りたいと思える女性」に、新得町の湯浅 優子さん(スローフード・フレンズ北海道のリーダー)と、みこべさんこと大島 貴美子さん(神奈川県座間市にある「麦っ子畑保育園」の園長)がいる。
ひとつのエピソードとして、自らの基盤になることをみこべさんに教えられた話があると言う。
「みこべさんご夫婦が宿泊された時、たまたまご主人の誕生日と麦っ子保育園の30周年と重なっていたので、まだ小さかった娘と私でたどたどしいケーキを作り、ささやかですがお祝いさせてもらいました。
お2人ともとても喜んで下さりました。
翌日、チェックアウトされた後のお部屋に残されていたお手紙には『”食”って思いを伝えることなのネ!って、改めて気が付きました』という言葉が書かれていて、 相手を思う気持ちって料理を通して伝わるんだなって。
みこべさんの手紙から逆に、自分のしていたことを気付かせてもらった」と、その時を振り返る。
料理を作る際にアレルギーや持病がないか?など、いつでもお客様のことを思い料理をしてきた忍さん。
「言われて作るのではなく感じて、一生懸命相手が今必要としている食べものを提供したい。
『”食”とは、思いを伝えること』。
これは私の基盤となる、すごく大切な言葉です。」
その思いと言葉は、ヒッコリーウィンドのパンフレットにも刻まれている。
安藤忍
食を通じた丁寧な暮らしや思いを伝える姿勢が、多くの人達の支持を得ている。
美味しいモノを食べること、まったりするのが信条。
日本のマザー・テレサとも呼ばれた佐藤初女さん本人から直々に、おむすびを教わったこともある。
ヒッコリーウィンド料理担当、北海道フードマイスター資格、スローフードフレンズ北海道会員
映画「いただきます」鶴居村自主上映会&講演会 ヒッコリーウインドギャラリー(阿寒郡鶴居村雪裡原野北14)
7月7日(土)
開 場 18:45
講 演 19:00
開 演 20:00
講演:大島 貴美子氏(麦っ子畑保育園園長)
北村 聡美氏(保育園給食担当)
入場料 3,000円
※麦っ子畑保育園の小さな給食とヒッコリーの味噌汁付き
※昼は、釧路自主上映会&講演会もあり
お問合せ
090-7188-1456
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