北海道釧路地方のローカルメディア・フィールドノート

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2018-7-2

思いと言葉08

このマチにしかない会社の社長さんやお店の店主さん、その思いと言葉をご紹介する連載。

今回は、鶴居村にある原野の中の宿「ウィルダネスロッジ・ヒッコリーウィンド」で、一つひとつ思いを込めた手作りの料理を提供する、安藤忍さんのお話しをご紹介します。

「”食”とは、思いを伝えること」

北海道認定マスターガイドでプロカメラマンでもある、安藤誠さんがオーナーを務める「ヒッコリーウィンド」。

その質の高いガイドを求めて国内外から多くのリピーターが鶴居村を訪れる。

そして、誠さんのガイドと同じく信頼され宿に欠かすことのできないもの、それが安藤忍さんのスローフードだ。

「もともと結婚するまで、全く料理はしていなかったんです(笑)」。

誠さんと結婚して鶴居村へやってきた当時は、友人や客人など、常に誰かが家にいて賑わっていたそう。

「とにかく来たからには何か食べさせなきゃ」という思いから、手料理を振る舞うようになったと話す。そう思うようになったきっかけは、釧路町にある助産院マタニティアイの初代院長の春日井 六実さんとの出会いが大きいそうだ。

他にも両家の母以外で忍さんが「こう在りたいと思える女性」に、新得町の湯浅 優子さん(スローフード・フレンズ北海道のリーダー)と、みこべさんこと大島 貴美子さん(神奈川県座間市にある「麦っ子畑保育園」の園長)がいる。

ひとつのエピソードとして、自らの基盤になることをみこべさんに教えられた話があると言う。

「みこべさんご夫婦が宿泊された時、たまたまご主人の誕生日と麦っ子保育園の30周年と重なっていたので、まだ小さかった娘と私でたどたどしいケーキを作り、ささやかですがお祝いさせてもらいました。

お2人ともとても喜んで下さりました。

翌日、チェックアウトされた後のお部屋に残されていたお手紙には『”食”って思いを伝えることなのネ!って、改めて気が付きました』という言葉が書かれていて、相手を思う気持ちって料理を通して伝わるんだなって。

みこべさんの手紙から逆に、自分のしていたことを気付かせてもらった」と、その時を振り返る。

料理を作る際にアレルギーや持病がないか?など、いつでもお客様のことを思い料理をしてきた忍さん。

「言われて作るのではなく感じて、一生懸命相手が今必要としている食べものを提供したい。

『”食”とは、思いを伝えること』。

これは私の基盤となる、すごく大切な言葉です。」その思いと言葉は、ヒッコリーウィンドのパンフレットにも刻まれている。

安藤忍

食を通じた丁寧な暮らしや思いを伝える姿勢が、多くの人達の支持を得ている。美味しいモノを食べること、まったりするのが信条。

日本のマザー・テレサとも呼ばれた佐藤初女さん本人から直々に、おむすびを教わったこともある。

ヒッコリーウィンド料理担当、北海道フードマイスター資格、スローフードフレンズ北海道会員

【上映会・講演会のお知らせ】

安藤忍さんのお話しの中でご紹介している「みこべさんこと大島 貴美子さん(神奈川県座間市にある「麦っ子畑保育園」の園長)」も講師として参加される上映会が釧路市・鶴居村・中標津町でも開催されます。お時間合わせて是非ご参加ください。

○映画「いただきます」釧路自主上映会&講演会○ 釧路市生涯学習センター(まなぼっと)多目的ホール

7月7日(土)

開 場 14:10

上 映 14:30(本編)

講 演 15:50

上 映 16:10(その後のはなちゃんのみそ汁GIFT)

終 演 16:30

講演:大島 貴美子氏(麦っ子畑保育園園長)

 北村 聡美氏(保育園給食担当)

一般前売り1,000円(当日1,500円)

※夜の部「鶴居村自主上映会」は定員となり受付終了

お問合せ

090-7188-1456

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